名前:和田 幸也
株式会社ブルーチーズ 代表取締役 企画・演出 和田 幸也
音楽番組制作会社、TVCM制作会社、WEB制作会社を経て、独立。
10年間、フリーランスの演出家を経て、2018年に株式会社ブルーチーズを設立。www.bluecheese.co.jp
ディレクター/ビデオデザイナーとして、ムービーの企画・構成・演出を主に、
ノンリニア編集、モーショングラフィックス制作を行っています。
休日は家族や友人とキャンプへ出かけます。
どのようなことにAfter Effectsを使ってますか?
Premiere Proで構成を詰めて、尺をFIXさせた後に、アニメーションやカラーグレーディングなど、フィニッシュイングで使用します。
After Effectsでゼロからアニメーションを制作することもありますが、
撮影素材ありきで、Premiere Proからのダイナミックリンクで使用することが多いです。
After Effectsを使うきっかけは?
映像制作会社に在籍している時は、プロダクションマネージャーで進行管理が主な業務でしたので、
本格的に映像編集を始めたのは、WEB制作会社に入ってからでした。
まだAdobeではなく、Macromedia製品だったFlashでアニメーションや簡易なスクリプトを覚えました。
当時は、Final Cut Proと連携してMotionを使用していましたが、
その後、Premiere Proを使用し始めたので、自ずとAfter Effectsへ移行して行きました。
で、わからないことがあればayato@webを見たり、直接メールを送って教えて頂いたり、という感じで学びました。
ActionScript3.0で挫折した過去があるのですが、
エクスプレッションは、それよりも比較的とっつきやすい印象がありました。
よく使うツールや機能を一つ教えてください。
調整レイヤーにトランスフォームやエフェクトを適用してのアニメーションです。
直接クリップに適用しないため、場合によっては細かい動きを、直感的にトライアル&エラーできることが利点だと感じています。
これはAfter Effectsだけでなく、Premiere Proでも多用しています。
作業環境を見せてください。
メインマシンは、Apple iMac Proをデュアルモニターで使用。
左モニターには、プロジェクト、コンポジション、エフェクトなど、
右モニターには、タイムラインのみ、というレイアウトで作業しています。
編集作業は長時間に及びますので、そのためにも可能な限り快適な環境で作業することを心掛けています。
Wacomのペンタブと、ワークチェアも欠かせません。
スペックやスキルと同様に、効率良く編集を進めるために、作業環境は非常に重要ですね。
これからAfter Effectsを始める人へ一言お願いします。
過去に専門学校で講師をしていましたが、授業でMotionElmentsのテンプレートをクラスで共有し、解析したりしていました。
難しく考えるよりも、WEBサイトのソースを見るような感覚で、テンプレートのプロジェクトファイルの構成を研究すると、理解が早いと思います。
After Effectsは、ムービー制作に限らずWEB制作においても重要なスキルになっていますので、習得すると表現の幅が広がります。
このAEパネルは、AEユーザーイベントの景品でもらった思い出の品です
あなたにとってAfter Effectsとは?
個人的には編集はスピード命だと考えますので
Premiere Proの作業が「動」だとすると、
アニメーションは緻密に、丁寧に組む必要があるので、
After Effectsでの作業は「静」という感じでしょうか。
どちらか一方ではなく、映像制作するうえでの両輪となります。
その上でAfter Effectsは不可欠なアプリケーションです。
あとレンダリング完了の効果音を聞くと安心しますね。
和田さんから一言お願いします!
個人のディレクター/ビデオデザイナーとしての案件も頂いておりますが、昨年より法人にしたことによって、映像制作全般を請け負う機会も増え、仕事の領域が広がりました。
本ページをご覧になって、弊社、株式会社ブルーチーズ www.bluecheese.co.jp
に興味を持って頂いた方と、協業させて頂けますと幸いです。