Apple Motionは、モーショングラフィックスを作成・編集したり、動画や映画にタイトルを付けたり、ビジュアルエフェクトの2Dや3Dを合成するのに使用されるモーショングラフィックスと合成アプリケーションです。最新バージョンのMotion 5は2011年6月21日に導入されました。Motion 5は、Adobe After Effectsのようなプロのモーショングラフィックスソフトウェアと比べて、ユーザーインターフェースがよりシンプルで分かりやすいため、モーショングラフィックスソフトウェアを使用したことのない人にもより理解しやすくなっています。また、品質に妥協することなく、多くのことを短時間ですることが可能です。それでもまだモーショングラフィックスの作成にMotion 5を使用するのをためらっていますか?ここではMotion 5を試すべき7つの理由を紹介します。

より使いやすいインターフェースに

Motion 5のインターフェースはFinal Cut Proの編集者に再設計され、おなじみのスポーティーな見た目で、2アプリケーション間で簡単に切り替えができます。新しいシングルウィンドウレイアウトには、必要なすべてのツールがあり、ツールとオプションが分かりやすいようにアイコンが再設計されています。また、インタフェースの暗い外観は、動画や静止画、モーショングラフィックスの素材を組み合わせるのに、色知覚を強化してよりはっきりと表示できるよう設計されています。キーフレーム編集も、タイムライン下のキーフレームエディタを表示する新しいビューによりずっと便利になりました。

「ビヘイビア」の活用でよりリアルなアニメーションへ

Motionはリアルなアニメーションの作成を組み合わせることができる、予め設定された「ビヘイビア」のシステムを導入しました。ビヘイビアは、フェードイン/フェードアウトのようなシンプルなものや3D空間での回転などの複雑なものに対応することができます。任意のオブジェクトにビヘイビアを適用するだけで、2Dまたは3D空間での持続時間と位置を調整することができます。たとえば、「投げる」動作は、画面上で対象物を移動し、エフェクトは様々なパラメータを利用して微調整することができます。ビヘイビアを組み合わせることで、より複雑なモーションエフェクトができ、風、重力などの自然の動きのリアルなシミュレーションにビヘイビアを使用することができます。

コントロールのたまものパラメーターリグ

リグは、多数のパラメータを操作する際に、ステップを保存することができ、一度にすべてをコントロールすることができるグループのパラメータを兼ね備えています。たとえば、リグを使用して、プロジェクト内のすべてのオブジェクトの色を変更することができます。インスペクタのパラメータのショートカットメニューを右クリックして「リグに追加」を選択するだけです。ここでは、新しいリグを作成したり、既存のリグに追加ができます。リグを作成するためには、初めにコントロールしたいパラメータを選択します。その後、全てをコントロールするマスターリグに1つずつ割り当てます。コントロールタイプは、チェックボックス、ポップアップまたはスライダーに設定できます。リグのセットアップと使用はかなり簡単なので、編集者はMotionのおかげで、プログラムがどのように機能するか悩むこともないので、より芸術的な作品ができるよう集中することができます。

素晴らしい機能で使いやすいクロマキー

合成面において、Appleは大幅に改善されたクロマキー機能を追加しました。今までクロマキーを作成することは容易ではありませんでした。しかし今回は、新しいキーイングフィルタをフッテージ(緑色の画面)の緑色の箇所にドラッグするだけで、瞬時にほとんどのプロジェクトに適したクロマキー合成ができます。緑の画面が不均一に点灯したり、元のフッテージに他の問題がある場合は、オンスクリーンコントロールとシンプルなスライダーを使用することでキーカラーとエッジを柔軟に調整することができます。さらに調整を施したい場合は、カラーホイールなどの高度なコントロールが利用できます。

レプリケーターツールでモーションシーケンスを作成

レプリケータはMotion 5における素晴らしいツールであり、正しく使えばとても素敵なエフェクトを作成することができます。このツールを使用すると、キャンバスに面倒な複製や再配置を必要とする以前のツールとは違い、シーケンス内に複数のパターンの動きのグラフィックの素材にすぐにアニメーションを作成できます。複製したいレイヤーを選択してボタンを押すだけで、そのレイヤーのたくさんのバージョンを作成できます。レプリケータの最良の点は、3Dの立体的なロゴを作成でき、それを用いて非常に簡単にテキストが作成できるところにあります。

今までにない速さで、楽しいリアルタイムビジュアル微調整

Motion 5が他のモーショングラフィックスソフトウェアより優れている点の一つは、コンポジションをリアルタイムで再生できることです。これは、ユーザーが何度も簡単に様々なエフェクトを試したり、モーションを再生してビジュアルを調整したり、結果を即座に確認できることを意味します。好きなものを作成してスペースバーを押し、作成したビジュアルをリアルタイムで確認するだけです。例えば、白い車の映像があり、車体の色を変更したいとします。さて必要なことは、ループ上にビデオを再生して必要なエフェクトを追加、動画を再生しながら何度も編集してリアルタイムで確認するだけです。

驚きの低価格

おそらくApple Motion 5の一番の利点は、US$50という価格でしょう。Final Cut Proのカスタマイズから、動画のビジュアルエフェクトの作成、 イントロのシーケンスの作成という内容でUS$50はお買い得といえます。1つのライセンスにつきiTunes/ Appストアで認証された5台までのMacコンピュータで利用が可能です。

これでApple Motion 5を試すべき7つの理由がわかりましたね。App Storeへいき、モーショングラフィックスに必要な全てが揃ったMotion 5を購入しましょう。グラフィックスを素早く作成したい方、またはFinal Cut Pro (FCP) Xを使用した編集者と共同作業したいモーショングラフィックスデザイナーのためのFCP Xも利用してみましょう。

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