一時期は殆ど見なくなったGIFが、今ではどこでも見かけるものとなりました。
現在ではTwitter、Facebook、LINE、InstagramでもGIFアニメーションが検索・投稿ができるようになり、GIFアニメーションを活用したコメントやリプライ、企業アカウントによる広告などが増えています。
GIFアニメーションは画像のフォーマットの一つであり音声はありませんが、MP4などの動画よりもサイズが小さく、ちょっと型番の古いスマートフォンでもスムーズに再生できます。
また、動画のようにクリックをしなくても自動再生されるので、SNSのタイムラインなどで即時に情報を伝えることが可能です。
そんなGIFの作成方法ですが様々です。
無料のアプリやWebサービスで動画から簡単に変換することもできますし、
GIFを1から作るアプリ・サービスも増えております。
しかし、広告用にちょっと凝ったGIFを作ってみたい、動画編集ソフトでGIFは作れないのか?、という時はありませんか?
実は、Adobe Premiere ProでGIFを作成することが可能です。
今回はその方法についてご紹介します。
Premiere Pro(プレミア プロ)でGIFを作成する
今回はこの素材を使って、GIFを作成したいを思います。
取り込んだ動画素材(mp4)からシーケンスを作成します。
mp4を右クリックして『クリップに最適な新規シーケンス』を選択します。
GIFの見栄えをよくする為に、テロップ(タイトル)などを挿入しましょう。
編集が完了したら、画面左上の『ファイル』をクリックし、『書き出し』→『メディア』を選択します。
書き出し設定画面が表示されたら、右上の『形式』をボックスをクリックし、『アニメーションGIF』を選択します。
次に『出力名』の横にあるファイル名をクリックし、GIFの保存先のフォルダを設定します。
次に『品質』を設定します。
10秒程度の短いGIFであれば最高品質の100にします。
20秒を超える長いGIFなどであれば容量を軽くする為に、70〜90などに設定しましょう。
書き出しが完了すると、設定したフォルダにGIFが保存されます。
こんな風に、Premiere Proでも簡単にGIFの作成が可能です。
撮影した動画だけをGIFにするのではちょっと物足りない。
そこにテロップやエフェクトを付けるだけで、見栄えの良い凝ったGIFを作ることができます。
同じAdobe製品のPhotoshopでもGIFは作成できるのですが、その紹介はまた改めて。
そもそもGIFってどんなものがあるのだろう?
GIFでどこまで映像は作れるのだろう?
そんな疑問がありましたら、こちらのGIFの一覧を参考にしてみるのも良いかもしれません。
Adobe Premiere Proでたくさんの人に見てもらえるGIFを作成してみましょう!