川原 健太郎

シンユー合同会社 モーショングラフィックスデザイナー

TORAERAで講師としても活動中。著書「プロが教える! Premiere Pro デジタル映像 編集講座」「プロが教える! After Effects デジタル映像制作講座」など。

どのようなことにAEを使ってますか?

 

主に企業様のウェブ動画やサイネージなど動画広告制作にAEを使用しています。

メインビジュアルなどの平面素材や紙・ウェブ媒体のグラフィックデザインを元に、モーショングラフィックスで動画にしています。

 

AEを使うきっかけは?

 

もともと専門学校でサウンドクリエイターを目指していたのですが、その流れで音付けを手伝ってほしいと紹介されたフリーのCG屋さんの方との出会いがきっかけです。

その人がAfter Effects 6.5で3D空間をグリグリしてるのを見て楽しそうだったので、そのまま弟子入りしてAE使いになりました。

 

よく使うツールや機能を教えてください

 

基本のトランスフォームとマスクが命です。個人的にはシェイプもあまり使わないです。

最近はシェイプとエクスプレッションを駆使していかに効率的に作るかみたいな流行りもありますが、僕は平面にマスクを書いてマスクパスにキーフレームを打って一個一個手で動かしていくのが基本スタイルです。

 

考える前に手を動かしたいタイプなので、思いついた演出をとりあえず作ってみてトライ&エラーで完成形に向かっていきます。

この手法になったのは、既存の広告グラフィックをバラして動かすという仕事柄の部分が大きいですね。フォントなども勝手に変更できないので。

作業環境を見せてください?

 




こだわりとしては、画面上に余計なものは表示させたくない!笑

エフェクトパネルを左側に縦一列表示。右側に文字ツールと整列のみ配置したシンプルレイアウトで作業しています。

 

これからAEを始める人へ一言

 

いろんな作品を見て、真似して作ったり組み合わせたりしながら、自分独自の表現を見つけることが重要になるかなと思います。

これからAIなどである程度自動化される部分は誰が作っても同じような表現になるので、自分の個性を作って表現できるようになると素敵かなと思います。

そのためにはトライ&エラーを繰り返すのみ!という思考でトラエラという動画講座を作りました。
僕が色々な作例を作りながら解説しています。ぜひ見てチャレンジしてください!
http://toraera.com/

 

あなたにとって AfterEffects とは?

 

モーショングラフィックス!笑

モーショングラフィックスって定義があやふやなのが面白いなって思ってます。

実写や3Dとかになると物理的な部分が絡むのでリアル思考になりがちですが、モーショングラフィックスはそれ自体がそもそもが実際に存在しない嘘の表現なので、物理とか理論とか無視で何やってもいいみたいな自由さがある気がします。

自由で楽しい表現が作れるツール、それがAEだと思います。